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インプラントにはオールオン4という治療法がある

インプラントでは、1本の人工歯に対して1本のボルトをあごの骨に埋め込みます。
例えばすべての歯が無い場合、片あごに10~14本の人工歯を設置するようになりその数だけインプラントが必要になります。
数が多いことはその分患者にも身体的負担を強いることになり、手術費用もかなりかかってしまいます。

オールオン4は、基本的な部分はインプラント治療と変わらないものの、費用を格段に抑えることができる治療です。
日常生活に必要となる片あご12本の人工歯を支えるには4~6本のインプラントがあれば可能であることがわかっており、オールオン4は4本のインプラントで支えることから命名されています。
治療は、奥のインプラントを骨のある部分に斜めに埋め込むことで行われ、力を均等に配分することで効果を発揮することになります。
大きな特徴としてはインプラントの埋め込みから仮歯の装着まで1日で済むことがあり、最終ブリッジは約6ヵ月後に装着します。

オールオン4と似た治療法にオールオン6があります。
オールオン6は6本のインプラントで支えることから命名されており、日本人向けとされています。
オールオン4は欧米で開発された治療法です。
欧米人の骨格を対象にして開発されており、4本が採用された理由としては十分な強度と耐久性が確保できることがあります。
一方、日本人は欧米人に比べて骨格が比較的弱いことから4本のインプラントだけで噛む力や食いしばる力を受け止めることが難しく、場合によっては骨に大きなダメージを与えしまうことになります。
オールオン6は6本のインプラントを使うことで力を分散させ、骨格の弱い日本人の骨へのダメージリスクを軽減することができます。
安定性に関しても優れた面を持ち、日本人の骨格やあごの形を考えて開発されているために、噛み心地も含め安全性の高い治療法になっています。

オールオン4で気になる内容に治療費と期間があります。
治療費はクリニックによっても違いがあり、まず通常のインプラントでは1本あたり30万円はかかるとされています。
オールオン4の場合にはおよそ200万円が相場になっており、この場合、1本あたりに換算したとすると16万円で済むことになります。
内訳にはCTスキャンや身体チェック、血液検査や仮歯の費用が含まれているものの、受ける際にはカウンセリング段階でよく内容を確認した上で判断をすることが大切です。
治療期間は約6~7ヶ月になります。
ただし1ヵ月の通院回数によっても期間は異なるために、治療費同様にクリニックへの確認が必要になります。

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